人物

ホイットラムは1972年、23年ぶりに労働党を政権に導いた。彼の政府は矢継ぎ早に改革を行い、国民皆保険(メディバンク)の導入、徴兵制の廃止、大学授業料の撤廃などを実施した。

何をしたか

彼は中国との国交を樹立し、白豪主義の残滓を取り除き、先住民の土地権にも道を開いた。一方で経済の混乱と政治的対立が政権を揺るがした。

後世への影響

1975年、予算をめぐる行き詰まりのなか、総督ジョン・カーが彼を解任した。この前例のない出来事はオーストラリア憲政史上最大の危機とされ、今も議論の的である。