人物
キケロはローマの政治家、弁護士、弁論家であり、ローマ散文における最高の文体家であった。
何をしたか
家柄に頼らぬ新人として、前63年に執政官へと上りつめ、その年にカティリナの陰謀を鎮圧した。彼は自らが専制とみなすものに抗して共和政を擁護し、ギリシアの思想をラテン語へと移し入れる、弁論術・政治・哲学についての影響力ある著作を著した。『ピリッピカ』でマルクス・アントニウスを弾劾し、前43年に追放処分を受けて殺された。
後世への影響
その書簡と演説は、幾世紀にもわたりラテン語散文とヨーロッパの教育を形づくった。彼の著作の再発見はルネサンスの人文主義を促す一助となり、その政治思想は後世の共和主義に影響を与えた。