概要
六〇三年、聖徳太子らの朝廷は冠位十二階を定め、官人を十二の位に分けて、それぞれ異なる冠の色で表した。装いが法によって官職・位階と結び付けられたのは、日本で初めてのことである。
主な装い
官人は唐の影響を受けた袍を用い、仏教の伝来とともに袈裟など僧の衣も入ってきた。庶民の日常着は、なお古くからの巻きつける簡素な衣のままだった。
移り変わり
続く律令国家は、こうした規定を奈良時代のより整った衣服令へと発展させていく。
公開日: · 更新日:
538年–710年
飛鳥時代には、初めて成文化された宮廷の装いが生まれた。六〇三年の冠位十二階は冠の色で位を示し、仏教や大陸の統治制度とともに中国風の袍(ほう)が宮廷に採り入れられた。
六〇三年、聖徳太子らの朝廷は冠位十二階を定め、官人を十二の位に分けて、それぞれ異なる冠の色で表した。装いが法によって官職・位階と結び付けられたのは、日本で初めてのことである。
官人は唐の影響を受けた袍を用い、仏教の伝来とともに袈裟など僧の衣も入ってきた。庶民の日常着は、なお古くからの巻きつける簡素な衣のままだった。
続く律令国家は、こうした規定を奈良時代のより整った衣服令へと発展させていく。