概要

レオナルドは1503年頃フィレンツェでこの肖像画を描き始め、その後も長く手を入れ続けた。モデルはフィレンツェの織物商フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リザ・デル・ジョコンドとする説が有力で、イタリア語の別名「ラ・ジョコンダ」もここに由来する。

特徴

ポプラ板に油彩で描かれた半身像で、大きさは約77×53センチと名声に比べて小さい。有名な微笑と背後の幻想的な風景には、輪郭線を使わず色調の階調だけで形を浮かび上がらせるスフマート技法が用いられている。

歴史と影響

レオナルド自身が絵をフランスへ持ち込み、王室コレクションを経てルーヴル美術館の所蔵となった。1911年にヴィンチェンツォ・ペルージャが盗み出し、2年後にフィレンツェで発見された事件が名声を決定的にし、今日では世界で最も多くの人が訪れる絵画となっている。