人物

ルネサンス期フィレンツェの外交官・官僚・政治思想家である。

何をしたか

彼はフィレンツェ共和国に仕え、外交と防衛にあたった。メディチ家が復帰して失職したのち、統治者がいかにして権力を獲得し維持するかを率直に分析した『君主論』(1513年)を書き、あわせて『リウィウス論(ディスコルシ)』などの著作も残した。

後世への影響

『君主論』によって、その名は「マキャヴェッリ的」——通常の道徳から切り離された狡猾な統治術——の代名詞となり、彼は近代政治思想の創始者の一人とみなされている。その意図が冷徹な指南書であったのか、それとも共和主義的な現実主義であったのかは、今なお論争の的である。