何が起きたか
1950年代半ばから1973年まで(1955年頃〜1973年)、日本経済は年平均約10%で成長し、戦争の廃墟から復興して、1968年にはGNPで資本主義世界第2位の経済となった。家電の「三種の神器」、ともに1964年の東海道新幹線と東京オリンピック、そして1970年の大阪万博が、この時代の象徴である。
背景
朝鮮戦争の特需(1950〜53年)が最初の起爆剤となった。成長を支えたのは、戦後改革、技術導入、際立って高い貯蓄率と投資率、優れた労働力、通産省による産業政策、そして安価な石油だった。
影響
成長は深刻な産業公害という代償を伴い、水俣病などの事例は環境法制の整備と環境庁の新設(1971年)を促した。1973年の石油危機で高度成長の時代は終わり、安定成長へと移行したが、この時代が現代日本の豊かな消費社会とインフラを築いた。