何が起きたか
1950年6月25日、北朝鮮軍が韓国に侵攻した。米国主導の国連軍が介入し、1950年9月の仁川上陸作戦で戦線は逆転、国連軍は北朝鮮領内深くまで進撃した。1950年10月から11月にかけて中国人民志願軍が参戦し、戦線を押し戻した。その後は38度線付近で2年間の消耗戦が続き、1953年7月27日に休戦協定が調印された。
背景
戦争がどのように始まったかは、確定した事実である。北朝鮮による南への侵攻は、ソ連時代の公文書によって裏付けられている。戦闘は急速に国際化し、米国主導の国連軍と、中国人民志願軍が加わった北朝鮮軍が対峙する構図となった。
影響
軍民合わせた死者数は約300万人と推計されることが多く、その大半は朝鮮半島の民間人だった。数百万の家族が離散した。休戦は非武装地帯(DMZ)と、一つの半島に対峙する二つの国家を残し、この戦争で固まった米韓同盟や中朝関係という同盟構造は、今日まで北東アジアを規定し続けている。