概要

ブルネッレスキの答えは二重の殻と、積むそばから各段を締める杉綾積みの煉瓦であった。円蓋は上がりながら自らを支えた。外の大理石の正面は十九世紀のもので、その裏の躯体は十四世紀である。傍らにはジョットの鐘楼が立ち、正面には八角形の洗礼堂がある。その東扉をミケランジェロは天国の門と呼んだと伝えられる。

見どころ

円蓋への登りは二重殻の間の四百六十三段、時間指定券のみで、閉所が苦手な人には向かない。鐘楼はほぼ同じ高さで、混雑は少なく、眺めの中に円蓋が入る。共通券一枚で円蓋、鐘楼、洗礼堂、地下、付属博物館を三日間まわれる。博物館には天国の門の原扉とドナテッロのマグダラのマリアがある。