概要

室は接着材を使わず切石を組んだ円蓋で、中央に仏、壁面に菩薩と護法の浮彫が巡る。新羅仏教美術の最も完全な表明の一つである。日本統治期の修理が構造をコンクリートで固め、自然の換気を壊したため結露が生じ、以後は空調とガラスの仕切りで管理されている。当初の設計は床下に山の空気を通し、石を乾いたまま保っていた。

見どころ

仏国寺からは林の道を一時間ほど、あるいはバスが十分で坂を上る。冬至の日の出は仏の視線と重なり、その朝は人で埋まる。内部は撮影禁止で、数メートル離れたガラス越しの拝観である。それを知って行けば落胆しない。