概要

小ジョン・ウッドはまず正面だけを設計し、その裏の区画を売った。だから各々の持ち主は、正面さえ揃っていればどんな家を建ててもよかった。この列は、背後に三十の別々の建物を抱えた一枚の書き割りである。前の芝は住人の私有地だが、隠し塀のおかげで公共のものに見える。それが狙いだった。時代物の劇で街が必要になるたび背景に使われてきた。視界に一八〇〇年より後のものが何も入らないからである。

見どころ

ロイヤル・クレセント一番地は切符の値打ちがある。一七七〇年代の使われ方どおりに部屋ごとに調えられ、使用人の階もそのままである。五分先のサーカスから歩いて上がり、計画されたとおり二つを続けて見たい。芝は通行権があるので、横切ってよい。