概要
かつて下着だった小袖は、いまや男女を通じて主たる表着となった。男性は肩衣と袴を加え、これがのちの裃(かみしも)へと固まっていく。小袖を結ぶ帯は、まだ細いままだった。
主な装い
足利将軍のもとで芸能が栄え、能はみずからの華やかな装束(能楽装束)を、金襴の唐織などの豊かな絹で整えた。茶の湯の抑えた趣味もまた、優美さの観念を形づくり始めた。
移り変わり
続く短くも豪奢な安土桃山時代は、小袖の装飾をさらなる高みへと押し上げる。
公開日: · 更新日:
1336年–1573年
室町時代には小袖があらゆる階層の主役の衣となり、帯はなお細い紐にすぎなかった。足利の庇護のもと、能の絢爛な絹の装束が生まれた。
かつて下着だった小袖は、いまや男女を通じて主たる表着となった。男性は肩衣と袴を加え、これがのちの裃(かみしも)へと固まっていく。小袖を結ぶ帯は、まだ細いままだった。
足利将軍のもとで芸能が栄え、能はみずからの華やかな装束(能楽装束)を、金襴の唐織などの豊かな絹で整えた。茶の湯の抑えた趣味もまた、優美さの観念を形づくり始めた。
続く短くも豪奢な安土桃山時代は、小袖の装飾をさらなる高みへと押し上げる。