概要

タイン川からソルウェー湾まで約117キロ(ローマの80マイル)にわたり、軍団が石で築いた。ほぼ1ローマ・マイルごとに小要塞(ミルカースル)を置き、より大きな駐屯要塞、濠、そして後方にウァッルムと呼ばれる土塁を備えた。ハウスステッズなどいくつかの要塞と長い区間が今も残る。

特徴

長城は国境を越える人と物の流れを管理し、国境を完全に封鎖するというより、ローマの威を示すものだった。122年にブリテンを訪れたハドリアヌスにちなむ。北方では一時アントニヌスの長城に取って代わられたが、国境は再びこの城壁まで後退した。

歴史と影響

ハドリアヌスの長城はユネスコ世界遺産であり、ローマ属州ブリタンニア最もよく知られた記念物で、その道筋は今や国立トレイルとなっている。ローマ軍と国境の暮らしを知るための豊かな史料であり続けている。