概要
法隆寺は奈良県斑鳩町に伽藍を構える仏教寺院で、伝承によれば607年に聖徳太子と推古天皇によって創建された。「日本書紀」は670年に伽藍が焼失したと記しており、現在の建物は711年頃までに再建されたものである。
特徴
西院伽藍の五重塔と金堂は、再建からおよそ13世紀を経て立ち続ける、現存する世界最古の木造建築である。金堂の内部は名高い7世紀の壁画で飾られ、寺宝には細身の優美な姿で知られる百済観音像などがある。
歴史と影響
1949年、金堂の壁画が火災で大きく損なわれ、この事故を契機として1950年に日本の文化財保護法が制定された。1993年には、法隆寺は日本初のUNESCO世界遺産の一つとなった。