人物

武田信玄は甲斐国(現在の山梨県)の戦国大名で、「甲斐の虎」と呼ばれた戦国時代屈指の武将である。1541年、実の父を追放して家督を掌握した。

何をしたか

宿敵・上杉謙信と川中島で五度にわたり戦い(1553〜1564年)、最も激しかった1561年の合戦も決着はつかなかった。このときの両者の一騎打ちは伝承である。軍旗に掲げた「風林火山」(風・林・火・山)は孫子の兵法に由来する。統治者としても名高く、「甲州法度」を定め、釜無川に築いた治水堤防「信玄堤」は数世紀にわたって機能した。1573年、三方ヶ原の戦いで徳川家康を破ったが、同年、遠征の途上で没した。

後世への影響

恐れられた指揮官にして有能な統治者という戦国大名の典型像となり、小説・映画・ゲームで愛される題材であり続けている。