何が起きたか
皇帝ワイナ・カパックが、おそらく旧世界の疫病で死んだ後、その息子アタワルパとワスカルが帝国の支配をめぐって争った。北を拠点とするアタワルパは、1532年にワスカルを破って捕らえた。
背景
戦争は、クスコとキトの対立する宮廷の間で、インカの支配層と軍を分断した。ワイナ・カパックを死なせたとみられる天然痘は、すでにスペイン人自身に先んじて広がっていた。
影響
アタワルパは、フランシスコ・ピサロが上陸するのとちょうど同じころに勝利し、分裂して弱った帝国は速やかに倒れた。この内戦は、小勢のスペイン軍がこれほど広大な国を倒せた鍵とされることが多い。