概要
全長三・八キロ、高さ一一一メートル。一九五六年に西側の融資が撤回された後、ソ連の資金と技術で建設された。この撤回がスエズ危機の引き金になった。数千年にわたりエジプトの畑を更新してきた氾濫が止まったため、農民は化学肥料に依存し、新しい堆積を失ったデルタは侵食されつつある。湖に水がたまる過程で約十万人のヌビア人が移住させられた。
見どころ
堤頂の見学テラスからは、片側に湖、反対側に放水路が見え、規模が体感できる。西端には蓮の形をしたソ連・エジプト友好記念碑が立つ。通常はフィラエ神殿と未完成のオベリスクと合わせ、半日で回る。