概要

ファウヌスの家のアレクサンドロスのモザイクはここにある。二百万個のテッセラが、ダレイオスの陣を破るアレクサンドロスを描く。カラカラ浴場から出た巨大な大理石、ファルネーゼの雄牛とファルネーゼのヘラクレスも同じ館にある。秘密の小部屋には埋もれた都市から出た性愛表現の品が納められ、一八一九年から施錠され、恒久的に開かれたのは二〇〇〇年である。上階では丸ごと一つの階が、ヴェスヴィオ山麓の別荘の壁画を部屋ごとに復元している。

見どころ

できればポンペイより先に見たい。後から見ると遺跡は、先に見た場合とは違って読み解ける。アレクサンドロスのモザイクは公開のまま修復中で、それ自体が一つの展示である。博物館は旧市街の考古の中心から徒歩十分にあり、その所蔵品の出どころとは違って混むことはまずない。