概要

「馬踏飛燕」は後漢時代の2世紀に作られた青銅像で、「銅奔馬」の名でも知られる。1969年、甘粛省武威の雷台にある後漢時代の墓から出土したもので、この墓は武官のものと考えられている。

特徴

高さ約34.5センチの像は、全力で疾走する馬の全体重をただ1本の後ろ脚のひづめで支え、そのひづめは飛ぶ鳥の上に載っている。鳥はツバメと説明されることが多いが、その同定には異論もある。

歴史と影響

躍動感と完璧な均衡を両立させた造形により、漢代鋳造技術の傑作と称えられ、現在は甘粛省博物館に所蔵されている。1983年以降、そのシルエットは中国の国家観光行政機関のシンボルマークとして用いられている。