概要

大雁塔は唐の都長安(現在の西安)の大慈恩寺の塔で、652年に高宗の下、僧玄奘がインドから持ち帰った経典と仏舎利を納めるために初めて建てられた。玄奘自身がこの寺で大規模な訳経事業を指揮した。

特徴

当初の5層の塔は傷みが進み、701年から704年頃、則天武后の治世に高さ約64メートルの7層の煉瓦塔として再建された。その簡素で堅牢な姿は唐の都の目印となり、塔身はわずかに西へ傾いている。

歴史と影響

中国に現存する最古級の煉瓦塔のひとつであり、今も西安の象徴である。2014年にはシルクロードの一部としてUNESCO世界遺産に登録された。