何が起きたか
紀元前44年3月15日(3月のイドゥス)、ユリウス・カエサルはローマで元老院議員の一団に刺殺された。
背景
カエサルはポンペイウスとの内戦に勝利して独裁官となり、のちに終身独裁官となっていた。共和政の終焉を恐れた元老院議員たち、すなわち自らを「解放者」と称したマルクス・ユニウス・ブルトゥスとガイウス・カッシウス・ロンギヌスを中心とする者たちが、彼に対して陰謀を企てた。
影響
この殺害は共和政を回復させるどころか、新たな内戦を招いた。カエサルの後継者オクタウィアヌスとマルクス・アントニウスはフィリッピ(紀元前42年)で暗殺者たちを破ったが、やがて反目し、アクティウム(紀元前31年)でのオクタウィアヌスの勝利によって彼は初代皇帝アウグストゥスとなった。