人物
ウェルギリウスは、アウグストゥスの時代における古代ローマ随一の詩人であった。
何をしたか
彼は『牧歌』と『農耕詩』を著し、そして何よりも『アエネーイス』を書いた。これはトロイアのアエネーアスがローマの神話的な祖として、イタリアへと至る旅を描いた叙事詩であり、アウグストゥスの体制をも讃える国民的叙事詩でもあった。彼はこれを未完のまま没し、伝えられるところでは、これを焼き捨てるよう願ったという。
後世への影響
『アエネーイス』はラテン文学とヨーロッパの教育における中心的な古典となった。ウェルギリウスは中世を通じて崇敬され、ダンテによって『神曲』における地獄と煉獄の案内役に選ばれた。