人物

何も持たぬところから頂点へ――日本史上最大の立身出世の物語。農民の子(伝承では信長の草履取りを務めたという)から、日本全土の支配者となった。

何をしたか

信長の死後わずか数日で山崎の戦い(1582年)にて主君の仇を討ち、1585年に関白となり、1590年の小田原攻略で天下統一を完成させた。社会の秩序を固定し、刀狩(1588年)で村々を武装解除し、全国的な検地で課税を定め、武士と農民を法的に分離した。キリスト教の宣教師を禁じ(1587年の禁令。1597年には長崎で二十六人が殉教)、大坂城を築いた。二度の朝鮮侵攻(文禄・慶長の役、1592〜1598年)は朝鮮に甚大な被害をもたらし、秀吉の死とともに終わった。1598年、幼い後継者・秀頼を残して死去した。

後世への影響

天下統一を完成させ、徳川が受け継いだ社会の枠組みを残した。