人物
北朝鮮の建国者で、ほぼ半世紀にわたる統治者。平壌近郊に生まれ、1930年代には満洲で中国共産党系の部隊とともに抗日パルチザンの指揮官として戦い、のちにソ連極東へ退いた。
何をしたか
ソ連占領地域の指導的人物として据えられ、1948年、彼を首班とする朝鮮民主主義人民共和国が樹立された。1950年6月には南への侵攻を開始し、朝鮮戦争が始まった。これはソ連時代の公文書によって裏付けられている。その後、対立する派閥の粛清を通じて絶対的な支配を固め、主体(チュチェ、「自力更生」)思想と社会全体に及ぶ個人崇拝を築き、息子・金正日への世襲を整えた。
後世への影響
1994年7月に死去した。1998年の憲法は彼を共和国の「永遠の主席」と位置づけ、権力は自ら整えた世襲によって息子の金正日へ引き継がれた。