概要
ノルテ・チコの後、初期の人々は沿岸と高地に大きな神殿複合を築いた。前900年頃から、チャビン・デ・ワンタルを中心とするチャビン文化が、前期ホライズンと呼ばれる時代に独特の宗教美術を広く伝えた。
主な動き
牙をもつ神々や動物の図像に満ちたチャビンの美術は、石彫・織物・土器・精巧な金細工に現れて地域一帯に広がり、共通の信仰体系を示す。南海岸ではパラカス文化が目を見張る刺繍織物を生んだ。
終わりと移行
前200年頃にチャビンの祭祀が衰えると、その統一性は明確な地域文化へと分かれていった。続く時代の、栄える沿岸と高地の諸国家への舞台が整えられた。