概要

ハノイ中心部に立つ劇場で、フランス領インドシナの植民地政府が1901年から1911年にかけて建設した。設計は建築家アルレーとブロワイエで、パリのガルニエ宮を手本とした。

特徴

外観はバルコニーを備えたフランス新古典主義様式で、内部には壮麗な大階段がある。客席は約600席で、植民地時代のハノイでは社交の中心だった。

歴史と影響

1945年の八月革命では、ベトミンが市を掌握する過程で、劇場前の広場とバルコニーが大衆集会の舞台となった。1990年代に修復され、現在はオペラ、バレエ、交響楽のベトナム随一の上演の場であり、ハノイのフランス植民地建築を代表する建物である。