概要
フランスの征服は1858年のダナン攻撃に始まり、1883〜84年の保護国条約に至った。1887年のインドシナ連邦はコーチシナ、アンナン、トンキン、カンボジアを統合し、1893年にラオスが加わった。
主な動き
植民地経済は米とゴムのプランテーション、鉱山、専売制、重税の上に成り立ち、過酷な賦役労働の実態は多くの記録に残されている。ローマ字表記のクォックグーが学校教育と出版を通じて普及し、漢字に取って代わった。反植民地運動はファン・ボイ・チャウの世代から広がり、1930年のイエンバイ蜂起とインドシナ共産党の結成(同年)に至った。
終わりと移行
第二次世界大戦中、日本はヴィシー・フランスの行政機構と並存する形でインドシナを占領し(1940〜45年)、1945年3月に全権を掌握した。1944〜45年のトンキン飢饉では、一般的な推計で数十万人から最大200万人が犠牲になったとされる。1945年の八月革命がこの時代を終わらせた。