概要
ローマは三〇〇年ごろにこの地を要塞化し、キリスト教徒の共同体は城壁の内側に建てて住み続けた。懸垂教会はローマの門楼の上に架かり、身廊の床が空隙をまたいで組まれている。近くのベン・エズラ・シナゴーグは九世紀にユダヤ人共同体へ売られた教会を用いており、その保管庫から中世ユダヤ文書として最大の集成が見つかった。
見どころ
懸垂教会とベン・エズラは合わせて一時間で見られ、隣のコプト博物館にもう一時間ほしい。聖セルギオス・バッコス教会は、聖家族が身を寄せたと伝わる地下室の上に建ち、教会群のなかで最も静かである。地下鉄のマル・ギルギス駅が門の前にあり、旧市街をタクシーで抜けるより楽である。