概要

かつて小さな漁港だったカンヌは、十九世紀に流行の冬のリゾートとなり、今やリヴィエラの華やかさの代名詞で、湾はヨットに、遊歩道は高級ホテルに満ちる。一年の多くは、良い浜辺と港の上の本物の旧市街をもつ心地よい海辺の町にすぎず、最も賑わい星々に彩られるのは五月の映画祭のあいだである。沖の島々と背後の丘の村々が、リゾートに静かな日々を添える。

見どころ

クロワゼットは海辺沿いを、大ホテル、浜辺、そしてスターの手形のある映画祭の会場を過ぎて延びる。旧市街ル・シュケは湾を見晴らす城と教会へ登り、市場と港が朝を満たす。短い船旅でレランス諸島に届き、サント・マルグリット島は森と入り江、そして鉄仮面の男の砦を守る。