概要

戦時の空襲の最悪を免れた京都は、他の都市が失った寺や庭や木造の町家を守り、山に囲まれた盆地の近代の街のなかにそれらを抱く。二千ほどの寺社が街路に織り込まれ、古い花街の祇園は今も木の壁面を保つ。街は春の桜と秋の紅葉のころに最も美しく、そしてその時が最も混み合う。

見どころ

金閣寺の金色の楼閣、伏見稲荷の千本の朱の鳥居、清水寺の斜面の舞台が、定番の寺である。祇園は芸妓の世界と古い木造の京都を垣間見る場所で、嵐山の竹林と哲学の道は緑の散歩を供する。茶の湯、懐石の一膳、そして季節の庭が、古都の趣を締めくくる。