人物

後漢末の武将・政治家・詩人。黄巾との戦いで頭角を現し、196年からは献帝をその手中に置いて「天子を奉じて諸侯に令する」立場に立った。

何をしたか

200年、官渡の戦いで袁紹を破って華北を統一したが、南進は208年の赤壁の戦いで阻まれた。216年に魏王となったものの、自らは帝位に就かなかった。220年、子の曹丕が魏王朝を建て、父に魏の武帝の称号を追贈した。家柄よりも才能による登用、軍を養うための屯田(軍事的農業植民)といった革新でも知られる。詩人としても優れ、「短歌行」は古典として名高い。

後世への影響

『三国志演義』は曹操を才気あふれる悪役として描いたが、現代の評価はその政治家としての手腕と文学的才能を重視している。