概要
初期王朝時代は前3100年頃〜前2686年頃にあたり、ナルメルによる統一に始まる第1王朝と第2王朝からなる。ナイル・デルタの頂点近くに位置するメンフィスが王都となり、伝承ではその建設はメネスに帰せられる。
主な動き
王をホルス神の化身とする王権のイデオロギーがこの時代に形づくられ、王名はセレクと呼ばれる枠に記された。第1王朝の王墓はアビュドスに、エリートの墓はサッカラに築かれた。ヒエログリフの発達とともに、行政・徴税・年ごとの記録(王年代記)の仕組みが整えられていった。
終わりと移行
この時代は前2686年頃、第3王朝の台頭とともに終わりを迎えた。ここからジェセル王に始まる古王国の時代へと移行する。