概要
前1650年頃〜前1550年頃、中王国の衰退を受けてエジプトは分裂した(第13〜第17王朝)。「異国の支配者たち」を意味するヒクソスは西アジア(レヴァント)系の出自で、東デルタのアヴァリスを都に、第15王朝として下エジプトを支配した。一方、上エジプトはテーベの第17王朝が治めた。
主な動き
ヒクソス支配のもとで、馬に引かせる戦車、合成弓、改良された青銅武器といった新技術が導入または普及した。やがてテーベの第17王朝は解放戦争に乗り出す。セケンエンラー・タアのミイラには激しい頭部の傷が残っており、戦死または処刑を示唆すると考えられている。戦いはその後、カーメスに引き継がれた。
終わりと移行
イアフメス1世が再征服を完成させた。彼はアヴァリスを陥落させ、前1550年頃にヒクソスを追放すると、第18王朝を開いて新王国時代の幕を開けた。