人物

クフは第4王朝の2代目の王で、在位は前2589年頃〜前2566年頃。スネフェルの息子で、その後継者となった。

何をしたか

ギザに大ピラミッドを建造した。皮肉なことに、確実にクフのものとされる現存する王の彫像は、高さ約7.5センチメートルの小さな象牙製の小像ただひとつである。アビュドスで発見され、カイロのエジプト博物館に収蔵されている。

後世への影響

はるか後世のギリシアの伝承(前5世紀のヘロドトス)は、クフをピラミッドのために全エジプトを奴隷化した冷酷な暴君として描いた。ただしこれはあくまで後代の伝承であり、考古学が示すのは組織化された有償労働の姿である。大ピラミッドは4500年にわたってギザの空を支配し、クフの名を古代エジプトで最もよく知られた名のひとつにした。