概要
同盟はペルシアの侵攻の後の前478年、対ペルシア戦争を続けるため、アテネを盟主とするエーゲ海諸ポリスの連合として結成された。金庫と会議は聖なる島デロスに置かれた。加盟国は船か資金を拠出し、貢租の査定は「正義の人」と呼ばれたアリステイデスが最初に行った。加盟数は年によって変動するが、全期間ではおよそ150〜330のポリスに及んだとされる。
役割
初期の遠征はペルシアをエーゲ海から駆逐し、前466年頃のエウリュメドンの戦いの勝利がその頂点となった。やがて同盟はアテネの帝国へと変質していく。ナクソスやタソスの反乱は鎮圧されて脱退は許されず、前454年には金庫がアテネへ移され、貢租はアテネの造営事業に充てられた。駐屯軍、入植者(クレルキア)、アテネの法廷が各地に広がり、同盟国は臣民と化した。同盟の艦隊は、アテネ黄金時代の、そしてペロポネソス戦争の道具であった。
その後
同盟は前404年のアテネの敗北とともに解体した(前378年には、より弱い第二次の同盟が続いた)。同盟が帝国へと変わる古典的な事例として、覇権をめぐる議論で以後絶えず引き合いに出されている。