概要

ヴェネツィア共和国(「ラ・セレニッシマ」)は北アドリア海の海洋都市国家にして交易帝国であり、歴史上最も長く続いた共和国の一つであった(伝統的に697年から1797年)。

役割

選挙で選ばれるドージェと商人の寡頭政に治められ、ヴェネツィアは地中海と東方の交易の十字路として富み、アドリア海とエーゲ海に植民地を保ち、十字軍で指導的な役割を果たした(第4回十字軍は1204年にコンスタンティノープルの略奪へと転じた)。また芸術・印刷・外交の中心地でもあった。

その後

大西洋交易路とオスマン帝国の拡大に追い越され、ヴェネツィアは衰退し、1797年にナポレオンによってついに消滅させられた。その芸術・建築・制度は今も名高く、都市そのものは文化の象徴として存続している。