概要
新たに力を得た武将たちは、豪奢な小袖にその富を示した。代表的な技法は辻が花で、絞り染めに墨絵を組み合わせ、しばしば金箔(摺箔)や刺繍で引き立てた。
主な装い
ポルトガルやスペインの商人・宣教師との接触は南蛮物の流行を生み、マント・つば付きの帽子・ロザリオ・ボタン・煙草などが大名やその周辺で用いられた。男性の礼装である裃(肩衣と長袴)も、はっきりとした形をとった。
移り変わり
続く長い江戸の泰平は、この奔放さを、洗練へと、また倹約令のもとでの練られた抑制へと向けていく。
公開日: · 更新日:
短い安土桃山時代は華麗な装いの時代だった。小袖は辻が花染めや金箔、刺繍で燃えるように彩られ、ポルトガル・スペインとの南蛮貿易は、マントや帽子などの西洋の目新しい品を上流の装いにもたらした。
新たに力を得た武将たちは、豪奢な小袖にその富を示した。代表的な技法は辻が花で、絞り染めに墨絵を組み合わせ、しばしば金箔(摺箔)や刺繍で引き立てた。
ポルトガルやスペインの商人・宣教師との接触は南蛮物の流行を生み、マント・つば付きの帽子・ロザリオ・ボタン・煙草などが大名やその周辺で用いられた。男性の礼装である裃(肩衣と長袴)も、はっきりとした形をとった。
続く長い江戸の泰平は、この奔放さを、洗練へと、また倹約令のもとでの練られた抑制へと向けていく。