人物

葛飾北斎は世界的な名声を持つ浮世絵師・画家である。約70年に及ぶ画業を通じてきわめて多作で、作品は数万点にのぼるともいわれる。「画狂老人」と自ら名乗った。

何をしたか

1830年代初めの『富嶽三十六景』には『神奈川沖浪裏』が含まれ、これは世界で最もよく知られた日本の図像といってよい。1814年から刊行された絵手本『北斎漫画』は、後の世代に絵を教え続けた。落ち着きのない人で、画号を何十回も変え、引っ越しを繰り返した——90回以上という有名な数字は伝えられるところによる。89歳の死の床で、真の絵師になるためにあと数年の命を願ったという逸話が記録に残る。

後世への影響

その版画はヨーロッパに渡ってジャポニスムに火をつけ、印象派の画家たちに影響を与えた。『神奈川沖浪裏』は世界的なアイコンである。