概要
景福宮(キョンボックン)は、李成桂が朝鮮王朝を開いて都を漢陽(現在のソウル)へ移した3年後の1395年に、王朝の正宮として建てられた。歴代国王が政務を執る場であり、新王朝の象徴的な中心であった。
特徴
宮殿は、即位式や国家儀礼が行われた正殿の勤政殿(画像)を中心に構成されている。人工池にそびえる大宴会用の楼閣、慶会楼も代表的な建造物の一つである。
歴史と影響
1592年の壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で焼失し、300年近く廃墟のままだったが、1867年に摂政の興宣大院君が大規模に再建した。日本統治期には建物の多くが取り壊され、1990年代以降は体系的な復元事業が続けられている。今日ではソウルの古宮の中で最も多くの人が訪れる。