概要

朝鮮王朝は新都の漢陽(現在のソウル)から、朱子学を国家理念とする君主制のもとで5世紀にわたり統治した。社会は両班と呼ばれる学者エリート層と、科挙(グァゴ)を中心に編成された。

主な動き

世宗大王の治世(1418–1450年)は黄金時代であり、ハングルの創製(1443年/1446年)、科学機器、農業書が生まれた。国難も襲った。豊臣秀吉の侵攻(壬辰倭乱、1592–1598年)は明の援軍と李舜臣の水軍によって撃退され、満洲族の侵攻(1627年、1636–37年)は清への朝貢関係を強いた。

その後は長い安定と相対的な鎖国が続き、19世紀の西洋人は朝鮮を「隠者の王国」と呼んだ。

終わりと移行

末期には東学農民の蜂起(1894年)、朝鮮をめぐって戦われた日清戦争、甲午改革、閔妃暗殺(1895年)と危機が続いた。1897年、高宗が大韓帝国を宣布した。