概要
最初のアメリカ人は、最終氷期に大陸へ到達した北東アジアの集団を祖先とする。海面が低くベーリング陸橋(ベーリンジア)が現れ、太平洋沿岸のルートもおそらく用いられた。約1万3千年前までに有溝尖頭器のクローヴィス伝統が広く分布し、続いてグレートプレーンズのフォルサムなどの地域文化が現れた。
主な動き
古インディアンは移動性の高い狩猟採集民で、マンモスやマストドンといった現在は絶滅した大型動物のほか、小動物や植物も利用した。道具の中心は特徴的な有溝石器で、南アメリカのモンテ・ベルデや北アメリカのクローヴィス以前の層は、かつての「クローヴィス・ファースト」説が想定したより早く人類が存在していたことを示している。
終わりと移行
氷期の終わりとともに、温暖化と人類の狩猟が大型動物の絶滅の一因となり、移動しながら大型獣を追う暮らしはアーケイック期のより幅広い採集へと移っていった。最初の入植の正確な時期と経路は、新たな遺跡の発見とともに今も活発に議論されている。