何が起きたか

東山文化の人々は、高度な鋳造技術で大型の青銅製ケトルドラム(銅鼓)を作った。最も精巧なゴックルー銅鼓などの鼓面には、中央の太陽星文を、羽飾りを付けた舞人・鳥・鹿・船の帯文様が幾重にも取り巻く装飾が施されている。

背景

東山文化は紅河デルタの青銅器時代文明で、おおよそ紀元前1千年紀から紀元後初期数世紀にかけて栄えた。この文化は、1924年に始まるタインホア省ドンソン村での発掘によって定義された。

影響

銅鼓は遠方まで運ばれ、中国南部から東南アジア大陸部、さらにインドネシア群島に至る各地で出土しており、広域な交流網の証拠となっている。銅鼓は中国支配以前のベトナムにおける高度な文明の象徴であり、鼓面の文様は現代ベトナムの国家的イメージの中に広く見られる。