概要
宮殿は紀元前一九〇〇年ごろに建てられ、二百年後の地震の後に建て直され、前一三五〇年ごろに放棄された。エヴァンズは柱、階段、屋根を復元して廃墟の立ち姿を示したが、これは今も考古学者の論争の的である。復元がなければ遺跡は基礎の原野に見え、復元があるとミノアと二十世紀初頭の区別がつかない場所も出る。現地の壁画はすべて複製で、原物はイラクリオン考古博物館にある。
見どころ
同じ日にイラクリオンの博物館を、できれば先に見ておきたい。ここで複製として出会う壁画や土器が、すでに意味を持つようになる。玉座の間、大階段、巨大な貯蔵壺の並ぶ倉庫の三つを探すとよい。開門と同時に行きたい。日陰はほとんどなく、団体は午前半ばに着く。