概要

バッスルは、後腰で結ぶ小さな籠・針金のばね・詰め物の当てで、ヴィクトリア朝末期の垂れ布や引き裾を支えた。かつてのクリノリンのふくらみを、後方へ突き出す棚に集めた。

着方と特徴

ペチコートの上に結び、上スカートを絡げ・寄せ・たくし上げて凝った後ろ姿の垂れ布とする。時に盆が載るほど突き出した。この様式は二度盛衰し、一八八五年ごろが最も極端だった。

歴史

バッスルは一八七〇年ごろのクリノリンの崩壊に続き、七〇年代後半に柔らかくなり、八〇年代半ばに硬い棚として戻ったのち、裾が細くなる一八九〇年までに消えた。西洋女性服の最後の大きな構造的支えである。