概要

山はウールのツイードや綿を四枚から八枚に裁って腰と短いつばに縫い付け、山の前端をつばに縫うかボタンで留めるので、全体が平らに伏せる。中に芯はない――丸めてポケットに入る。それが被られた理由の半分である。英国の古典型は一枚山、八枚はぎのニュースボーイと深いバネットは地方の従兄弟にあたる。

着方と特徴

深く目深に、つばを低くかぶる。帽子のように直したり傾けたりはしない――風で動かないことが眼目だからである。屋内、教会、敬意を払う相手と話すときは脱ぐ。つばに手をやる挨拶は、イングランド北部とアイルランドに今も残る。ツイードは田舎の生地、平織りのウールは街の生地である。

歴史

一五七一年の法は六歳以上の男子に日曜のウールの帽子を義務づけた。庶民との結びつきはそこに始まるが、今の形はヴィクトリア朝のもので、一八九〇年代には工場と港湾の労働者の標準になっていた。二十世紀にこれは二つに割れる――北部の労働者の帽子と、地主階級のツイードの田舎帽である。同じ物を逆向きに読んだものにすぎない。どちらも今なお作られている。