概要

産業革命が布を、そして世紀半ばからはミシンと型紙を安価にした。装いは体面と階級を語る厳格な言語となった。

主な装い

女性の輪郭は、広いクリノリン(一八五〇〜六〇年代)から後ろへ張り出すバッスル(一八七〇〜八〇年代)、細身の一八九〇年代へと移ったが、つねにコルセットの上にあった。男性は暗色の三つ揃い、フロックコートやモーニングコート、シルクハットを着け、サヴィル・ロウがビスポークの基準を定めた。デパートやパリで活躍した英国人クチュリエ、チャールズ・ウォルトがこの時代を彩った。

移り変わり

新しい世紀は、コルセットと凝った輪郭を一掃していった。