概要

ガラベーヤは足首丈の幅広い衣で、真っ直ぐゆったりと裁ち、多くは木綿で、長袖と、しばしば簡素な丸首か切り込みの襟を持つ。仕事着は無地で淡く、祭りにはより上質で刺繍を施し、田舎と都市で異なる裁ちがある。

着方と特徴

頭からかぶって薄い下着の上にゆるやかに着け、エジプトの気候で涼しく体を締めつけず、時に肩掛けや帽子と合わせる。農夫・労働者・町の人が日常のものを着、より洒落た仕立てのものは祝いや祈りに用いる。

歴史

ガラベーヤはイスラム・オスマン期の長い衣に由来し、十九・二十世紀にエジプトを特徴づける装いとなった。今も、とくに村々や年配の世代で、エジプトのアイデンティティの印として広く着られている。