概要
ペルシアの宮廷の袍は、袖のゆたかな長い衣で、腰で寄せ、規則正しい筒状の襞をなして足まで落ち、王や貴族が宮廷で着た。メディアの乗馬服はまったく異なり、膝丈の袖付きの上衣と上着を、ぴたりとしたズボンの上に着け、鞍のために作られた。
着方と特徴
宮廷の袍は帯を締め、袖と裾が均等な彫刻のような襞をなすように整え、溝のある冠と靴を合わせた。乗馬服は着け、上着を時に肩からマントのように掛け、ズボンと柔らかな長靴の上に着た。アパダナの階段にペルシア人とメディア人が各々の装いで表される。
歴史
アケメネス朝の装いは、紀元前六世紀からズボンと上着の乗馬服を帝国に広め、ペルシアはしばしば、縫って体に合わせた乗馬の衣を古代世界で格の高いものにしたとされる。対照的に、纏う宮廷の袍は大王の静かな威厳を示した。