人物

ツタンカーメン(前1341年頃〜前1323年頃、在位前1332年頃〜前1323年頃)は第18王朝の王で、9歳前後で即位した。2010年のDNA研究によれば、アクエンアテンの息子である可能性が最も高い。異母姉妹のアンケセナーメンと結婚し、19歳前後で死去した。

何をしたか

トゥトアンクアテンとして生まれたが、アマルナを放棄し、復興碑に記されるようにアメン神の祭祀と旧来の宗教を復活させ、名をツタンカーメンに改めた。死因については議論があり、2005〜2010年のCTおよびDNA研究は脚の骨折にマラリアが重なった可能性を示すが、なお検討が続いている。

後世への影響

歴史的には小さな王だったが、1922年にハワード・カーターが王家の谷でほぼ手つかずの王墓(KV62)を発見したことで、世界的に知られる存在となった。約10キログラムの黄金の葬送マスクは、古代世界で最もよく知られる遺物の一つである。副葬の宝物はエジプト国内にあり、コレクションは2025年11月に開館したギザ近郊の大エジプト博物館で公開されている。