概要
ストラは足に届く長い、袖なしまたは短袖のガウンで、肩から吊り紐で下げ、内のチュニックの上に着る。着る者を法により婚姻したローマの妻、マトローナとして示し、そうした女性のみが着る資格を持った。
着方と特徴
チュニックの上に着け、時に二重に帯を締めて足の甲まで長い襞に落とす。外出時にはパラという大きな肩掛けをその上に、しばしば頭にも掛けた。全体が慎みと既婚の品位を告げた。
歴史
ストラは共和政から帝政初期にかけての正しい装いであり、不名誉な女性や娼婦には禁じられ、代わりにトガを着た。古代末期にローマの装いが一様になるにつれ、特徴あるストラは次第に消えた。