概要
インドやクメール、モンの影響を受けた掛け・巻きの布が、タイの装いの一貫した骨格をなした。仏教文化のもと、装いは簡素さと、宮廷の華やかさとをあわせもった。
装いの歩み
アユタヤ朝の絹と金襴の宮廷装束ののち、ラタナコーシン朝で西洋化が進んだ。現代のタイは、日常の洋服のかたわら、シリキット王妃が体系づけた正装チュットタイを国民的な礼装として保っている。
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タイの装いの核心は、裁たずに巻きつける布——男女がまとう巻き下衣チョンクラベンや巻きスカート(パーヌン・パーシン)、肩にかける布サバイ——にあり、アユタヤやラタナコーシンの宮廷で絹と金の織物により精緻をきわめた。現代の正装「チュットタイ」は一九六〇年代に整えられた。
インドやクメール、モンの影響を受けた掛け・巻きの布が、タイの装いの一貫した骨格をなした。仏教文化のもと、装いは簡素さと、宮廷の華やかさとをあわせもった。
アユタヤ朝の絹と金襴の宮廷装束ののち、ラタナコーシン朝で西洋化が進んだ。現代のタイは、日常の洋服のかたわら、シリキット王妃が体系づけた正装チュットタイを国民的な礼装として保っている。